ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.2.5 14:09

「創」が発売されるらしい


雑誌「創」が明日発売らしい。

アイヌ「民族」はいるのか?いないのか?

なぜ血の100分の99が和人で、アイヌの血は100分の1

なのに、アイヌということになるのか?

なぜ和人じゃないのか?

なぜ日本語で話し、日本語で考えているのに、

アイヌなのか?

アイヌ語をしゃべれないのに、なぜアイヌなのか?

なぜ、自分がアイヌだと言ったら、アイヌになれるのか?

なぜ文化もない、コタンもないのに、アイヌ「民族」が

いると言うのか?

わしには何もわからない。

何一つ、納得することがない。

あとは読者が自分で対談を読んで考えてくれ。

 

わしは「運動」するつもりはない。

わしの「属性」は漫画家であり、幼稚園の頃から漫画を

描き始めて、22歳でデビューして、40年間漫画家として

生きて来て、60代も漫画家として生きる。

漫画家をやめて、別の職業になることは無理だし、

死んでも漫画家・小林よしのり死すと伝えられるだろう。

 

だからアイヌのことで「運動」はやれない。

描きたい作品がまだいっぱいあって、『大東亜論』だけでも

何年かかるか、わかりゃしない。

駆け足で描き続けていかなければ、間に合わない。

老化して体力がなくなるのが先か、描きたい作品を全部、

発表するのが先か?

わしは焦ってるんだから、アイヌのことは「創」を読んだ

人に任せる。

わしは「言論封殺」が嫌いだから、「議論」そのものを封殺

する奴はウルトラ大嫌いなんだ。

ヘイトスピーチ抜きで、議論できる者が現れることを願う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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